ステージに立つと、マスコミのカメラが結構近い!
11月28日、ヨシモト∞ホール(東京都渋谷区)で「歳の印」捺印式の技術打合せをおこないました。JS会の歳の印プロジェクト実行委員会と吉本興業、∞ホールの美術、音響などのスタッフメンバー様らが顔を揃えて、当日の台本、ステージセッティングなどを細かく確認しました。
午前11時。JS会の実行委員会メンバーは、生まれて初めて足を踏み入れたヨシモト∞ホールの裏側に興奮気味。コントの大道具や衣装の合間をすり抜けて楽屋へ向かいます。途中、すれ違った若手芸人さん達は、「おはようございます!」と気持ちよく挨拶をかけてくれます。委員会メンバーの中には芸人さん並みの面白顔もいますので、もしかすると先輩芸人と間違えられたのかも知れませんね。
ステージでの打合せでは、まず「上手」と「下手」がどっちかを覚えるところから始めました。感じたのはステージと客席の近さ。捺印式、すぐ目の前に並ぶマスコミのカメラに気圧されないよう頑張ります!
劇場とハンコの相性が生んだ2つの壁
楽屋に入って、いざ打合せ。美術や台本などについては、その道のプロである吉本興業サイドでスムーズに話が進んだのですが、問題となったのが数センチしかない小さな印影を、どうやって会場で大きくアップに見せるか。スキャナーで拡大するのには限界がありますし、大型モニターでも緻密な彫刻部分がキレイに映るかどうか……。
さらに、「ハンコについて素人の芸人さんが、歳の印をちゃんと捺すことができるのか?」も大きな壁です。JS会の印章技術指導担当、特殊装置開発担当、イベント進行担当らが知恵を絞って、短い時間でよしもと芸人さん達にハンコの正しくキレイな捺し方をレクチャーすることになりましたが……不安でいっぱいです。
それが上手くいってキレイに捺せたとしても、大切な「歳の印」が汚れてしまっては台無しです。この壁が乗り越えられるか否かについても、捺印式の結果を楽しみにお待ち下さい。
え?そんなことより「歳の印」って何って?
それはコチラをご覧下さい。現在、極秘のプロジェクトとして進行しておりますが、来週には詳しい&楽しいご報告ができると思います。