全国印章業経営者協会(略称:JS 会/代表幹事:小林彰男)は、2025 年を振りかえって一番印象の深かった出来事を絵柄として彫刻したハンコ『歳の印』を製作し、12 月19日に発表しました。

■2025年の3大トピックスをまとめたデザイン
2025 年の「歳の印」の絵柄は、一般公募から選ばれた藏冨 智美さんの作品です。この作品は「2025年という記念すべき年を象徴する3つの出来事『大阪・関西万博』『東京での世界陸上』『日本初の女性総理大臣誕生』を表現した」(藏冨さん)デザインです。
審査員長を務めた弊会・小林代表幹事はこの作品を選んだ理由について、次のように講評しています。
「2025年は時代の変化を感じる明るい話題が多かった1年です。特に『いのち輝く未来社会のデザイン』をテーマにした大阪・関西万博と、日本初の女性総理の誕生は未来への希望を感じさせる象徴的な出来事でした。それらを正方形の中に上手く収め、ポップで楽しいタッチの絵柄からはハンコの新しいデザインの可能性も感じられました」。最優秀賞に選ばれた藏冨氏の作品には賞金10万円と副賞が贈られます。

■優秀賞には大阪・関西万博、令和の米騒動、熊問題など
今年の「歳の印」のイラスト・デザインは一般から公募をおこない、年齢、プロ・アマを問わず幅広い皆様から163点の作品が集まりました(公募期間は9月18日~11月17日まで、公募ガイドONLINEなどで告知)。
11月19日に東京・神保町にてJS会員による審査会を実施し、最優秀賞1点と優秀賞5点、佳作20点を選びました。優秀賞に選ばれたのは、永冶克彦さん、森田章さん、小堀保憲さん、臼井雅子さん、宮本要子さんの5作品です。小林審査員長は今回の歳の印について、
「今年は高市新総理、大阪・関西万博をテーマにした作品が多く寄せられました。次いで『令和の米騒動』や『熊問題』、『株価上昇』といった世相をテーマが多かったです。ハンコの自由な表現が広がったと思います」。

■『 歳の印 』とは ~ ハンコは便利で楽しい日本の文化です
年末が近づくと、「1年の世相を表す○○」という様々な取り組みがおこなわれますが、 『歳の印』は日本の文化である印章(ハンコ)で世 相を表現しようと、全国印章業経営者協会(略称:JS会)が毎年おこなっているものです。これまでも「大化」から「令和」まで248全ての元号(506文字)を9㎝角の角印に完全手彫りしたり(2019)、アベノマスク(2020)や東京オリンピック2020大会(2021)などをモチーフにしたハンコを製作してきました。
数年後にこの印影(ハンコを捺したもの)を振り返ったとき、「そうそう、これって 2023 年の出来事だった」「あの年 の絵柄はコレだったよね」と『歳の印』がその年のシンボルマークの ように記憶されることを願っています。